| 2005年3月8日、丸の内プラゼールにて「ダニー・ザ・ドッグ」完成披露試写会が行われました。 この試写会に、たいやん会員を50名も招待して頂きました。 映画上映の前に、おなじみの襟川クロさんの司会で連杰の舞台挨拶がありました。 |
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Q:みなさんに、ご挨拶をお願いいたします。 連杰:また日本でみなさんとお逢いする事ができて非常に嬉しく思います。そして今回、ある映画を携えてやってきました。この映画をご覧になればわかると思うのですが、今までの映画とはぜんぜん違う映画です。 今まで出演した映画の多くは私の役どころは武道家やあるいは非常に男っぽい役でしたが、しかし今回の映画はまったく違います。この映画を通して私がみなさんにお伝えしたいのは、武力というものは、けして唯一の手段ではありません。それ以外にも愛があるし、家族があるし、そして友情、あるいは親子の感情、そういったものが実にいっぱいあると思います。 武力を使って他人を倒すという事だけであれば、これはまさに犬のようなものなのです。 そうではなくて友情だとか、生活とは何か、家族とは何か、愛とは何か、そういったことを理解するのも大事ではないかと思っています。 この映画をご覧になって気に入ってくだされば嬉しいと思います。 司会:ファンの方たちがとても心配していましたスマトラ沖地震と大津波がありましたが、お怪我の方はいかがでしょうか? 連杰:ほんの少し怪我をしました。 すでにみなさんはご存知だと思うのですが、地震が起きて津波が来た時にはあっという間にやって来たんです。最初は水が足元を流れてきて、だんだんあっという間に膝元、腰、肩、本当にビックリしました。 私は仏教徒ですので、生と死、そういったものに対してはあまり重要視していません。やはり何よりも大事なのは、普段の自分、今の自分、いかに映画を通してみなさんに、愛とは何か、家族とは何か、友達と一緒に友情、愛をどう分け合うのか、そういった事を、伝える事が私にとっては大事な事だと思います。ですから生と死については淡々と見ているわけです。 40歳になってこの事につきましては、ますますそう思います。 つまり人間は生まれてから死に向かっているので、そういった事はぜんぜん重要ではありません。私にとって大事なのは毎日の仕事が大事だと思っています。その毎日の仕事を通してみなさんに、愛、友情、分け合うもの、喜びとは何かを伝えていきたいと思っています。 司会:この映画の中では、ファンもビックリするような新しい事を4つも見せてくれました。 これまでこんなシーンは見た事がありません。 一つだけジェット・リーさんから、これだけは言ってしまおうかなという「初めての体験その1」は? 連杰:この映画を撮影する為に、役作りにはかなりの時間をかけて、約2ヶ月間いろいろな準備をしました。 映画をご覧になって判ると思いますが、私がやっている役は精神年齢が10歳くらいの子供のようなのです。それを真似するだけでは足りないので、子供の考え方、物の見方を理解するのが非常に大事になってくるのです。 そこで子供を観察したり、一緒に遊んだりしました。 そして犬を演じるという部分もあるので、子犬とか、野良犬とか、凶暴な犬とかいろいろな犬を観察しました。 犬が主人に対してどういった態度をするのか、そういったものも観察しました。実際に撮影期間は3〜4ヶ月だったのですが、私にとっては一生忘れられない経験になりました。 非常に苦しかったです。 余りにも役の中に入り込みすぎて、抜け出すのに苦しかったです。 |
司会:アカデミー賞を受賞したモーガン・フリーマンさんと一緒に撮影に臨まれていかがでしたか? 連杰:話の繰り返しになりますが、映画の中でいつも非常に強い男を演じてきました。私が他人を救う立場だったのですが、今回モーガン・フリーマンさんが演じた役は、ピアノの調律師なのです。彼が私を大事に育て、私に人間性を与えてくれる役を演じました。 仕事を一緒にして、大変楽しかったです。現場では常に彼によって家庭にいるようなそういう感じでした。 家庭に対する私の考え方はいつも一貫しています。 家庭における愛というものは同じなのです。 国籍や人種は関係ないと思います。今回の映画の中でも、黒人の父、東洋人の男の子(ダニー)、そして西洋人の女の子、こういう人が一つの家庭を作り上げています。 映画だけではなくて、普段の撮影の現場でも、人間と人間の愛情や友情というのが自然に流れてくるわけです。 今回彼が受賞した事については、私も大変嬉しく思っています。本当におめでとうございます。 司会:最後に、とても可愛らしいジェット・リーさんの少年のような表情が作品の中で見られるのですが、パクッとアイスクリームを一口でかじるという、その時の味や驚きというのはどうだったのでしょうか? 連杰:映画の中で、後ほどご覧になると思いますが、実は撮影の現場では非常に大変でした。 撮影はスコットランドで撮りました。(撮影中の)カメラをもし私の足元に向けると、みなさんはビックリすると思います。25個の食べかけのアイスクリームがあったのです。 つまり25回もNGを出したんです。しかも一気に飲み込まなくてはいけないのです。 飲み込まないとNGなので、吐き出さなければいけなかったので、非常に寒くて寒くて、(アイスクリームが)足元にいっぱい溜まっていました。 以上、あっという間の15分でしたが、退場間際に「Wellcome to Japan!」というファンの声ににこやかな笑顔を向けてくれました。 過密なスケジュールの中、時折疲れた表情もありましたが、手を振るファンに素敵な笑顔で手を振り返してくれ、連杰のファンに対する暖かい心遣いを感じました。 連杰、及び配給会社のアスミック・エース様。貴重なお時間を頂きまして、本当にありがとうございました。 |
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